今流行りのAirbnbとは一体どんなものなのでしょうか?

2018年の現在にホテル業界と旅行業界を脅かしている「Airbnb」。
この「Airbnb」という言葉を聞いたことのない人は少ないと思います。
旅行をする人に向けたシステムで、ホテルに比べて格安で宿泊する事ができます。
しかし、あなたは「Airbnb」というシステムをしっかりと理解していますか??
そこで今回は「Airbnb」のシステムとそのメリット・デメリットについて書いていこうと思います。
「Airbnb」を利用して旅行しようとしている人はもちろん、そんな意味のわからないとこに泊まりたくないと思っている人もぜひこのブログを読んで見てください。
せっかくの旅行で危険を冒さない為にも、事前に知識をつけた上で快適な旅行をしましょう!
目次
〜Airbnbとは?〜

Airbnbとは、宿泊用として貸し出している個人宅の物件情報サイトのこと。「エアビーアンドビー」と呼ぶ。2008年にアメリカでスタートし日本語サイトも2013年にオープン。
今後も増加が見込まれる外国人旅行者のニーズが高く、日本人需要も含め、ますますの利用者増が見込まれる。
日本で言うところの「民泊」です。「民泊」一つを取っても様々なジャンルに分ける事ができますが、この「Airbnb」は個人が経営し清掃などの全てを管理をする新しい種類の「民泊」です。
2018年現在、アメリカのニューヨークやフランスのパリ、イギリスのロンドン、ブラジルのリオデジャネイロなどの大都市はもちろん、クロアチアやアフリカ諸国でも「Airbnb」を利用する事ができます。
その数はなんと「191カ国」。
日本でも外国銀観光客をターゲットとする「Airbnb」を利用した民泊施設は年々増え続けています。2017年4月1日時点での日本全国の掲載件数は、前月比102.2%増となる47,365件でした。(法律改正後は正規に認められている数としては1万3800件)
利用者の登録が簡単なことで有名な「Airbnb」。アプリ一つで予約から決済まで行う事ができるとても簡単で便利なシステムです。宿泊先の担当者ともアプリを通して連絡を取り合う事ができるので、安心して利用する事ができます。
この「Airbnb」は宿泊者としてだけでなく、場所を提供する「ホスト」として利用することもできます。「ホスト」として宿泊先を提供するのもとても簡単で、アプリに提供施設先の写真を載せて説明を書くだけです。(日本でAirbnbを始めるにはいくつかの審査が必要です。)
〜Airbnbで旅行をしてみたくなる5つのメリット〜
コンビニやスーパーにメリットがあるように、民泊・ホテルのどちらにもメリット、デメリットが存在します。
このメリット、デメリットをしっかりと把握する事でAirbnbを利用する際にどのような場所を選べばいいのかが見えてきます。
まずは5つのメリットを理解しましょう。

①圧倒的安さとコスパの良さ
まず、東京都における訪日外国人の1日の平均宿泊価格を「ホテル」と「Airbnb」で比べてみましょう。
東京都における一泊の平均宿泊料金 | 2015年1月 | 2016年1月 |
---|---|---|
一般ホテル | 14,468 | 13,337 |
Airbnb | データ無し | 8,097 |
(観光経済新聞・Airstairさんのデータ参照)
Airbnbのデータは2016年度の1年分しかありませんが、それそれだけでもホテルの料金と比べると1.64倍も違うと言う事が言えます。
Airbnbが認知され始めた2017年には、より価格競争が強くなりAirbnbの単価自体が値下げされているということも言われています。
この差はなんと、「ホテルに10回泊まる額でAirbnbに15回泊まれる」という事です。
もちろんAirbnbでも高いところは高いですが、出張先でビジネスホテルに泊まるくらいならエアビーで安くて綺麗なお部屋に泊まったほうがお得ですよね。
②キッチンがある

一般のホテルと大きく違うところは、この「キッチン」などのファシリティーが充実しているところです。
なかなかキッチンがあるホテルなんてありませんよね。それどころか「料理しよう」なんて旅行先で思うこともないと思います。
しかし、その概念を変えてくれたのがこの「Airbnb」。
旅行先で自分の自由自在に料理ができるのです。その地域の特産物を使って料理するもよし、日本食が寂しくなったら自分で作るのもオッケーなのです。
またキッチン付きの部屋を借りて「お料理会」や「女子会」といった形で楽しむこともできます。
しかもそのまま宿泊することも可能です。
そうAirbnbは単なる「宿泊場所」だけとして利用する必要もありません。
これからの「民泊」はサークルや研修などにも利用する事ができるのです!
キッチンだけでなく貸し切り露天風呂や屋外プール、サウナやジャグジーまでが付いている部屋もあります。その他にもホテル同様、屋上階からの綺麗な夜景が見れる部屋があったり、テレビで見るような木の上にある家に泊まることができます。
③その地の文化をAirbnbに泊まるだけで体験できる
これはホテルに泊まるだけではなかなか感じることのできない事ですね。
ですがどのような場面で「その土地の文化」を体験できるのでしょうか?
例えばわかりやすく言うと「日本の文化」です。
ここは京都駅から徒歩15分のとこにあるお部屋です。

私たちにとっては当たり前の「畳」の文化ですが、訪日外国人にとっては見たことのないようなもの同然。この部屋のコメント欄をみると「和」を感じに来た外国人が多いようです。
このようにその国の人にとっては当たり前の「部屋」ですが、他国民にとってはまるでその部屋が観光地みたいなものなのです。
他にもモンゴルのナライフでは遊牧民宅にホームステイすることもできます。「わ〜行ってみたい」とはなかなかなれないかもしれませんが、日本では絶対に体験できないことです。
このように、海外旅行の際にはその土地でしか味沸くことのできない体験をAirbnbを通してやって見るのもいいですね!
④選択肢が豊富、自分の好きなとこに泊まれる

選択肢の多さが「Airbnbの一番の魅力」と言ってもいいでしょう。
その選択肢を数字で表すと、フランスのパリにあるAirbnbがおよそ6万件。イギリスのロンドンはおよそ5万件。ブラジルのリオデジャネイロが3万件とイタリアのローマに2万件。
このように大都市を含む、世界中のAirbnbの数を合わせると、その数はなんと約500万件を超えているといいます。(Airbnbのホームページより)
そして、Airbnbの良さとは同じ部屋が一つとしてない為、全てが違うデザインと設備によってできているのです。
あなたに合った部屋を世界中の500万件のうちから1つ選んでみてはいかがでしょうか??
⑤出入りが自由
せっかく旅行をして良いホテルに泊まっているのに、出入りの時間を制限されるのはちょっと厳しいですよね。
田舎の民宿に泊まっていて夜中の外出が禁止だったと言う経験はありませんか??
でもAirbnbならその心配もありません。部屋の鍵のシステムはオートキーだったり暗証番号だったり様々ですが、夜の出入りを制限される心配はありません。
しかもチェックインとチェックアウトの時間は「あなた」と「ホスト」の間で決めることが可能です。
宿泊後は全て宿泊者任せなので、ナイトマーケットに行こうがナイトクラブに行こうが誰の心配もしなくて良いのです。
「どうしても夜に行きたい観光地があるから」とか「到着後一休みしたい」とか「すぐにシャワー浴びたい」といった人はそのことも伝えてみましょう。自由自在に宿泊を楽しめるのがAirbnbの良いところです。
〜Airbnb利用を妨げる3つのデメリット〜

①言語の壁
外国へ旅行する時に誰もが考えなければいけないのが、この「言語の壁」。
アメリカ、カナダ、イギリス・・・・
例え5つ星ホテルだとしても共用語として喋られるのは「英語」なのです。
日本人にとって英語でコミュニケーションを取るのはなかなか大変ですよね〜〜
でも大丈夫。2018年現在は自動翻訳してくれます。ちょっとカタコトな英語・日本語ですが、「英語が全くできないあなた」でも理解できるように翻訳してくれます。
しかもAirbnbでは「言語の壁」すらも楽しめちゃいます!
②トラブルに巻き込まれてしまう可能性
民泊に泊まるうえで、気をつけていても逃れないのが、この「トラブル関係」。
「鍵を無くしちゃった」とか「花瓶を割ってしまった」。そんなこともあると思います。
悪気はなくても、物をなくしてしまったり、壊してしまうことはAirbnbだけに限らずホテルなどでもあり得ることです。
ホテルなら補償が効くけど、民泊だと心配。。。 その気持ちわかります。
でもAirbnbならホスト側に対して$1,000,000USD(日本円にして約1億1千万円)まで補償されるのです。
通算6000万人以上のゲストを抱えたAirbnbだからこそできることなのです。
初めて利用するひともこれなら安心してAirbnb旅を楽しむことができます!!
③アタリとハズレがある
世界中に約500万件あるAirbnb。選択肢が多く、自分の好きなところに泊まれるのがAirbnbのいいところです。
場所や価格だけではなく、部屋のデザインやファシリティ、アメニティなどまでが500万件のうちから選ぶことができます。
しかし、500万件あるAirbnbだからこそ、「アタリとハズレ」があるのです。
美容院に行ってもアタリとハズレってありますよね。そんな感じです。
最近ではAirbnbの規制も厳しくなり、違法な民泊やあまりにも低レベルな部屋には宿泊できないようになりました。
これからは「アタリ・ハズレ」を気にせずにAirbnb旅行を楽しむことができます。
〜『おまけ』ちょっとユニークなAirbnb3選〜

ここからは、私が発見した日本国内のちょっとユニークなAirbnbを3つ紹介します。
海外でのAirbnb利用に対してまだ抵抗がある人や初めて利用する人は是非、日本国内のAirbnbを楽しんで見てください!!!
①キャラバン 東京

価格:1泊15000円
住所:日本, 東京都港区南青山3-13 COMMUNE 246
オススメのまとめサイト:Airbnb Japan(エアビーアンドビー)
②パーク・サイド・ヴィラ

価格:1泊15万円/1時間3万円
住所:東京都杉並区善福寺
オススメのまとめサイト:TABI LABO
③オーシャンビュープライベートガーデン

価格:1泊3万円
住所:静岡県熱海市
オススメのまとめサイト:travel.jp