TOEICを勉強しているみなさん。こんにちは。
最近では就職活動や社内の昇格・転職のために受験する人が増えているTOEICですが、TOEICの結果を受け取った際にこんなこと思ったことはありませんか?
「TOEICの結果に有効期限ってあるのかな?」
「いつまでその点数を履歴書に書けるのかな?」
実際にTOEICスコアを履歴書などに記載する際に『有効期限』はあるのでしょうか。
実は私もTOEICスコアの有効期限が2年間だという「TOEIC有効期限2年説」を信じていました。そかし、今回調べてそのことについて記事を書こうとしたところそれは誤りであることがわかりました。
TOEICについての正しい情報を身に付けることで、みなさんの就職活動や社内での昇進・転職に少しでも役立てたら幸いです。
是非参考にしてみてください!
目次
TOEICに有効期限はない

まずはこの記事のテーマでもある「TOEICの有効期限」についてお話しします。
TOEICのスコアに有効期限があるかないかかについて。一部には「TOEICの有効期限が2年でそれ以降のものは無効扱いになる」だと思っている人もいますが、実際には「TOEICのスコアが無効になる」ことはありえません。
つまり、TOEICに「有効期限はない」のです。
そのため「あなた」が受験したテストが5年前であろうと、10年前であろうと履歴書等には「あなたの最高スコア」を記入することができるのです。
TOEICに有効期限がない理由は運営側は公言していませんが、きっと「英語力はそんなにすぐに低下するものではない」からではないでしょうか?
TOEICを採点基準としている企業側からしてみたら、「TOEICで高得点を取得した人」は希少価値であり優遇するべきだと考えられているのかもしれません。
有効期限が必要か否かについては私自身もわかりませんが、「TOEICの有効期限が2年だ」と思っている人も結構いるのが事実です。私自身、実際に周りの友達がそうでした。
それではなぜ、「TOEICには2年の有効期限がある」と勘違いしてしまっている人がいるのでしょうか?
なぜ有効期限が2年と勘違いしているのか

次は「TOEICの有効期限2年説」についてお話しします。
上記でもお話ししたように、TOEICのスコアには「有効期限」がありません。
しかし、一部では「スコアの有効期限が2年」だと勘違いしている人もいますが、それはなぜなのでしょうか?
これは公式認定証(スコアレポート)の再発行できる期限が「試験日から2年以内」と定めてられているからだということが言えます。
つまり、TOEICのスコアには有効期限はありませんが、その再発行には有効期限があるということなのです。そのため、一部の人は「TOEICの有効期限は2年だ」と勘違いしてしまっているようです。
公式認定証の再発行は2年以内
次は「公式認定証(スコアレポート)の再発行期間」についてです。
公式認定証とは「スコア」「パーセンタイルランク」「スコアディスクリプターズ・レベル別評価」「アビリティーズメジャード・項目別正答率」が記載されているもので、あなたのトータルスコアだけでなく弱点やレベル、正答率がわかるものとなっています。
そのため、多くの人が過去の公認認定証(スコアレポート)を参考にして、TOEICの対策をしています。
また企業側に求められている「TOEICのスコア」を提示する際にも、この「公認認定証(スコアレポート)」を使用します。
ここでお話しするのは、その「公認認定証(スコアレポート)の再発行期限」についてです。
TOEICを受験すると公式認定証があなたの住所宛てに配送されてきますが、もし無くしてしまった場合には「再発行期間」に注意が必要です。
[surfing_su_box_ex title=“「公式認定証(スコアレポート)の再発行期間」について” box_color=”#f9f478″ title_color=”#111111”]
・スコアレポート(IPテスト):受験した年度の翌年度4月1日から2年間
・公式認定証(公開テスト):受験日から2年間 [/surfing_su_box_ex]
この期間を過ぎてしまうと、公認認定証(スコアレポート)を再発行することが不可能隣、第三者があなたのスコアを可視化することができなくなってしまいます。
少しでも企業にスコアを提出する可能性がある場合には「しっかりとスコアレポートを管理しておく」か「早めに再発行しておく」ようにしておきましょう。
就活や転職の際に気をつけるポイント

今回の記事で「TOEICに有効期限がない」ということがわかったと思います。
だからと言って、素直に10年前のスコアを履歴書に書いてしまうのはどうなのでしょうか?
ここでは「就活・転職の際にTOEICのスコアを記入するにあたっての注意点」についてお話しします。
エントリーの際には募集条件をチェック
エントリーする企業によっては「○年以内にTOEIC800点以上取得」など、条件が細かく指定されている場合があります。
この場合は「過去のあなたの実績」よりも「現在のあなたの英語力」を求めているということです。
就職や転職のためにせっかく準備してきたのに、そこで省かれてしまってはとても勿体無いです。
そのためしっかりとエントリー条件・要項をチェックするようにしましょう。
数年毎の再受験がオススメ
過去に受験したTOEICから時間が経っている場合には再受験することをオススメします。
企業側が求めているのは「スコア」ですが、そのスコアに関しても昔の点数よりも最近のスコアが優遇されるのは間違いないでしょう。
また、いくら英語を使う環境にいたとしても、最後の受験から期間が空いてしまうとなかなか目標点数に届かないのは受験者の皆さんならわかることだと思います。
転職を考えている人は特に、TOEICが必要なのであれば早い段階から準備をしていきましょう!
さいごに

今回は「TOEICの有効期限」についてお話ししましたがいかがでしたでしょうか?
TOEICには有効期限がないが、公認認定証には2年の再発行期限があるということがわかった思います。
結論としては、TOEICの点数は10年以上前でも1ヶ月前でも有効だということがわかりましたね。
しかし、せっかく転職や就活のために準備してきたのに、スコアを提示することができなかったら勿体無いですよね。再発行の期限はしっかりと覚えておくようにしておきましょう。
また確かに10年以上前のスコアも向こうにはなりませんが、企業によってはエントリーの条件がある場合もあるので、気をつけましょう。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。